こんにちは。フードサルベージの平井です。

すこし前の話になりますが、10月に横浜関内でサルパが開かれました。主催の三田くんからレポートが届いたので、紹介します。三田くんは大学4年生。サルパには前から興味を持ってくれ、インターン先の「さくらWORKS」さんの協力もあって今回の開催になったようです。そんな経緯を聞いて、なんだかうれしくなったので、じぶんもここに参加させてもらうことにしたんです。

 

開催概要
日程 2016年10月29日 17:00〜20:00
場所 さくらWORKS〈関内〉神奈川県横浜市
参加人数 11名
料理担当 山下大地
主催者 横浜コミュニティデザイン・ラボ

 

集まった食材
チーズ、ハンペン、じゃがいも、玉ねぎ、味だし(高野豆腐についてきた)、白菜、えのき、エリンギ、しいたけ、ぶなしめじ、米、バケット、ミカンの缶、冷凍レバー、鳥炭火焼、イワシ(数匹)、赤ワイン、白ワイン

 

出来上がった料理 全6品
「レバーペースト」
レバー(冷凍)、玉ねぎ、赤ワイン

「イワシのオイルサーディン」
イワシ、オリーブオイル

「トマトリゾット」
トマト缶、玉ねぎ、シイタケ、お米
工夫ポイント:最初にお米を油で炒めて、粒をコーティングする。すると、水分の吸収を抑えることができ、出来上がり時にお米の粒感がよく残っている。

「グラタンⅡ世」
はんぺん、チーズ、エリンギ、シイタケ、えのき

「グリルチキン ミカンソースとともに」
ミカンの缶、鳥炭火焼
ミカンの柑橘系が肉料理に合う。

「ミカンゼリー」
ミカンの缶の汁、粉ゼラチン

 

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参加者の声
「参加者が食材を持ち寄るからこそ、できる特別料理にワクワクする。」
「料理する際のヒントをシェフからもらえたことで、普段の生活に生かしたいと思えた。」
「食品ロスについて生産者に関する話は聞くけれども、消費者に関わる話はいままで聞かなかった。これから自分の生活の中でも意識したくなった。」

 

主催者の感想
企画段階では参加人数が20人規模で考えていましたが、集客に苦戦をして約10人ほどでした。しかし、人数が少なかった分、アットホームな雰囲気でイベントを進めることができたため、シェフや参加者同士のコミュニケーションが活発に取れました。そのため、イベント全体としては、参加者に「料理する楽しさ」や「普段の生活で生かせる工夫」などを感じてもらうことができ、良かったと思います。次回は、参加者に生活者だけでなく、農家さんや漁師などの生産者も交えて行ってみたいです。

 

料理担当者の感想
フードロスを減らすというコンセプトだったので集まった食材を全て使い切りたかったが、残してしまった物もあった。食材の全ての量を当日に料理として仕上げるには、組み合わせる食材とのバランスもあってなかなか難しい。次の機会があれば、残った食材は乾燥させるなどして保存食にするような挑戦もしてみたい!

 

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