News Release 2017.11.15
この度、一般社団法人フードサルベージ(本社:東京都杉並区 代表理事:平井巧・長田敏希)は、家庭で起こる“フードロス”を見直すため、家で持て余しやすい食 材を使って、美味しくて見た目も良いスイーツへと変身させる「Rethink!Food Loss Colorful Sweets Party」を開催いたしました。当日は、料理やフードロスに関心の高い30名程の主婦が参加しました。
■家庭での“フードロス”の解決を食のプロがレクチャー!
フードロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。フードサルベージ代表の平井巧は「日本の 家庭内でのフードロス発生率は、全体の50%以上を占めています。これは1人あたり1日におにぎりを1つから 2つ捨てているのと同じです」と社会問題化する日本のフードロスの現状について語りました。
イベントには、公認サルベージシェフの高田大雅さん、スーパーフードを日本に広めた第一人者のWOONINさ ん、管理栄養士の佐藤小夜子さんの3名がゲストシェフとして登壇しました。3名が交代でレクチャーするクッ キングでは、捨ててしまいがちな人参の皮や南瓜の種が、身体に良く見た目も可愛いスムージーやケーキに大 変身。使いきれずに冷蔵庫に余りがちな油揚げやお麩で、美味しい料理ができました。短い時間で簡単に完成 した料理を目にした参加者の主婦のみなさんからは、驚きの声が続出しました。
参加した主婦のみなさんは、フードロスの現状や家庭での解決方法を知り、メモを取りながらしっかりと耳を 傾けていました。「余りがちな食材や捨てやすい部分でも、少し工夫するだけで簡単に美味しく食べられる。 食材の使い方を見直すきっかけになった」「環境に良いだけでなく、美味しくて見た目も素敵。野菜を全部 使ったレシピは栄養価も高く、子どものおやつにもぴったり」と感想を述べました。
本イベントは、社会問題の一つであるフードロスをポジティブに「Rethink」することで、ゴミのでないク リーンな未来を目指す、フードサルベージの活動に共鳴した「JT Rethink PROJECT」に協賛についています。 家庭での食材の使い方を見直すことが、フードロス問題の解決につながることをより多くの人に伝えたいとい う思いのもと、今回のイベントの開催に至りました。
■健康、美容効果も!意外性も抜群!食の固定概念を変える驚きのメニュー
はじめに高田さんが、余りやすい人参を季節感のある柿と合わせ、「人参と柿のシトラスマリネサンド」の作 り方を実演。そのほか、油揚げと茄子やピーマンを使った「洋風いなり包み」、「南瓜のフレンチサラダ」を 作ると、オリジナルの“Rethinkフードロスプレート“が完成。油揚げ、南瓜の皮の意外な使い方に参加した主婦 からは驚きの声があがりました。
WOONINさんは、家庭で余りがちな野菜をメインに使ったスムージーを紹介。きゅうりやれんこん、さつまい もなどを果物と合わせてスムージーを作りました。「れんこんは、腸内環境を整える効果や、脂肪燃焼作用が ある成分が入っています。余りがちな野菜には、健康や美容に効果があるものばかりです!」と語りました。 「見た目を可愛くするポイントは、グラスにスイーツをぴたっとつけること」と主婦の方へアドバイスをする と、平井巧は「見た目を意識するのは大切。フードロスを楽しく考えるためにも大切ですね」とコメントしま した。参加者は、身体に良い食材たっぷりの、美味しく見た目も良いスムージーの味を楽しみ、「野菜が苦手 な子供にもぴったり!」と感想を述べました。
最後に佐藤さんからは、ブロッコリーの芯を使った豆乳プリンや、南瓜の種と人参の皮を使ったクランブル、 そしてお麩を使ったフレンチトーストが紹介されました。どのメニューも意外性に富んでいて、参加者の中に は完成したスイーツの写真を撮る方や、「今度は家庭で子供と一緒に作ってみたい」と話す方も。 3名のゲストシェフのメニューはどれも大好評でした。
Rethink! Food Loss Colorful Sweets Partyの料理のレシピは、JT Rethink PROJECT公式サイト(https://jt-rethink.jp/)でも近日公開予定です。ぜひご覧ください。
■フードロス問題を家庭から解決していく一般社団法人フードサルベージの想い
「今までフードロスは、一部の意識的な人々の間で問題提起されてきたものの、一般家庭の人々にとってはその規模の大きさから、考える・向き合うきっかけが少ない現状がありました。一見すると深刻さが際立つこの問題を、もっとたのしくポジティブに『自分ゴト』として捉えられるきっかけづくり ができたらと思っています。
今回の『Rethink!Food Loss Colorful Sweets Party』では参加された主婦 の皆さんが、食材に対する考え方をRethink(考え直す)し、楽しみながら フードロス問題に向きあっていただけたと思っています。
月に1度、冷蔵庫の掃除をする際にご家庭で持て余している食材を活用し、 家族や友人たちと、食材をシェアする「サルベージ・パーティ®」に挑戦し てみてください。食材の新しい使い方を学び活用方法に気付いていくことが 、家庭で発生するフードロス問題の解消へと繋がります。皆さんが自分なり にご家庭で継続できるフードロス対策をしていただけたら嬉しいです」
■『Rethink Food Loss Colorful Sweets Party 』開催概要
日時:
2017年11月10日(金)12時00分
会場:
GOBLIN. DAIKANYAMA
レシピメニュー:
・人参と柿のシトラスマリネサンド
・洋風いなり包み
・南瓜のフレンチサラダ
・秋色か ちゃ甘酒スムージー
・脂肪燃焼さつまいも人参スムージーボウル
・ブロッコリーの豆乳プリン
・南瓜と人参の丸ごとクランブル
・お麩のフレンチトースト トマトソースがけ
主催:
一般社団法人フードサルベージ
協賛:
JT Rethink PROJECT
【JT Rethink PROJECTについて】
JT Rethink PROJECTでは、時代とともに多様化するさまざまな自然・社会・人、そのひと つひとつの価値を大切にしたいと考えています。その上で、「たばこ」だけにとらわれる ことなく、過去の常識や慣習をひとつひとつ見直し、新しい文化やライフスタイルを生み だしていきたいという想いから始まったプロジェクトです。世の中を変えるさまざまなこ とに挑戦し、幅広いフィールドでのコラボレーションを通じて、『Rethink』を具現化・発 信し、社会に対して新しい価値を創っていきます。
JT Rethink PROJECT公式サイト: https://jt-rethink.jp/
【サルベージ・パーティ®について】
「サルベージ・パーティ®」(略称:サルパ)は、2013年7月にスタートした食材シェアパーティ。家で持て余している食材をみんなで持ち寄って、プロの料理人がその場で調理。できた料理をみんなでシェアするパーティです。フードロスなどの社会問題に興味ある人から、食材を丁寧に使いたいなど料理に興味ある人まで、さまざまな人たちがサルパに参加し、「無理なくじぶんにできること」を愉しく発見できる機会をプレゼンテーションしています。一般社団法人フードサルベージが主催するだけではなく、いまでは自治体・企業・団体・個人の方たちが、各地で様々なスタイルのサルパを開催しています。
【一般社団法人フードサルベージについて】
「家庭のフードロスが少なくなれば、それだけ世界のフードロスが少なくなる」という想いで、「料理への意識」や「食材の買い方&使い方」が良い方へと変わることを目指し活動。この想いを世の中にプレゼンテーションする場として「サルベージ・パーティ®」を企画運営。その他、フードロスを減らすという社会貢献活動を行いつつ、企業の事業価値を高めていくためのクリエイティブ事業を展開。
URL:http://foodsalvage.or.jp
設立:2016年3月8日
所在地:東京都杉並区高円寺南5丁目16-27-210 ブラン.クール
代表者:代表理事CEO 平井巧 / 代表理事CMO 長田敏希
【お問い合わせ】
一般社団法人フードサルベージ
担当:平井巧
info@foodsalvage.or.jp