生活クラブさんでは「サスティナブル フェス!」(※1)の取り組みの一環として、2020年4月~7月の間に、全国の各地域でサルパを開催予定です。
そこで今回は、フードサルベージより、各地域の組合員さまに向け、サルパの開催方法をお伝えしてきました!
今後は、今回参加したみなさんが各地域にもちかえって、サルパを開催いたします。
※1 「サステイナブルな暮らし」をおくるためのヒントを、イベントやSNSなどで参加・発見するフェスティバル。2020年4月~7月に開催します。
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開催日時 2020年1月15日(水)10:30-13:00
参加者 29名
場所 生活クラブ東京 クッキングスタジオBELLE
主催 生活クラブ事業連合生活協同組合連合会
集まった食材たち
うどん、ひじき、そば、ひやむぎ、お麩、さば味噌煮、鯖の水煮缶、スイートコーン、大豆ドライパック、オイルサーディン、冷やしじゃじゃ麺、カツオ節、人参、牛乳、青汁、オリーブオイル、種ぬき割れ梅、など
北海道など遠方からの参加者も多かったため、最初のうちは缶詰、乾物類があつまってきました。
かたよってしまわないかと、ドキドキ…。最終的には、牛乳や青汁など、そのほかの食材もあつまり、おもしろいラインナップに。
※葉物野菜やお肉類を主催者が準備しました。
内容
まずはフードサルベージのスタッフたちより、フードロスに関する基礎知識やサルパの開催方法についてのお話。
今後サルパを開催できるよう、具体的な手順や注意点の確認、実施例の紹介などをしました。
後半は、5チームに分かれて、調理スタート。
今回は、シェフのヒントなしに、参加者のみんなでメニューを1から考えるスタイルに挑戦!
まずは集まった食材たちを見ながら、各チームでメニューを考えます。
サルベージシェフの高田シェフは、食材を見つめながら見守っていました。
調理スタート!
「いつもとはちがう、ちょっと挑戦した使い方を」というのもあたまの中に入れ、各班みんなで活発にアイディアを出しあっていました。
食材もじぶんたちで選ぶので、他の班のようすも見て、食材をわけ合ったりしながら、楽しそうに進めていました。
各班1品ずつの予定でしたが、早く料理が完成したチームは、あまっている食材を活用して2品目にも挑戦!
調理中は、高田シェフも周りながら、ときどきアドバイスやヒントを。
そばを手に取ったチームは、高田シェフのアドバイスをもとに、ミキサーで砕いてそばガレットに。
そばを麺として使わないことに、おどろき!塩分もほどよくあり、おいしく仕上がっていました。
その日生まれた料理
[豚肉とさばのピーめん カリカリ梅あえ]
[さばと大豆のミルクみそスープ]
[ひやむぎチャンプル]
色どりと栄養面に考慮。まずは核となる食材を考え、料理を考えました。
[鶏とお麩の味噌クリーム煮]
[イソフラボンガレット早春の緑の香り ジャージャー麺の具とフレッシュほうれん草を添えて]
[いわしサラダ]
[サバdeにんじん]
[青汁ミルクスープパスタ]
参加者の方の感想
・シェフの発想が刺激的で、考えつかないような組み合わせがありおもしろかった(そばをそば粉として捉えて形を変えてガレットにするなど)。
・フードロスの説明が、これからサルパを開催するにあたり参考になった。
また、プロフェッショナルのシェフの方とのつながりを地域でどう作るか、自分の地域でどう開催しようかなど、具体的なイメージにつながった。
今回は初めて、シェフのヒントは無しにじぶんたちで料理を考えるスタイルにしました。
「レシピから卒業」「あるもので考える」「ちょっと挑戦したメニューに」などをキーワードに、各チーム活発に意見交換しながら何を作るか相談し、想像以上にいろんなアイディアが。残った食材で新しいメニューを考えたり、余った食材を分け合ったりしながら、豪華な料理が生まれました!
高田シェフも、みなさんが料理を考えている間に、じぶんだったら何をどう使うか、何を作るかを考えていて、最後に発表。
意外な使い方や発想に、みなさん感動していました。
自分たちで1から考えるたのしさと、プロの頭の中をのぞいてみるたのしさの両方が味わえて、あたらしい形のサルパになったように感じます。
「じぶんたちの地域でどのように開催しようか」など具体的なイメージにもつながったようで、今後、各地域でどんなサルパが開催されていくか、とても楽しみです!
(サルベージプロデーサー門之園)
2020-02-05