フードロスを継続的に学ぶためのコンテンツとして
「フードロスの学校」が今年6月からスタートします。

 

昨年に3回のプレ講座を開き、3名の特別講師をお招きしました。
「木造建築」をテーマに、法政大学デザイン工学部の網野禎昭教授。
「生産現場」をテーマに、農家の舩木翔平さん。
「里山文化」をテーマに、東京農業大学地域環境科学部の宮林茂幸教授。

 

フードロスの学校は、数値データや事例をとおして
いま世の中で起きているフードロスを学ぶ場ではありません。
そういうこともするのですが、そのものだけを学ぶことはしません。

 

フードロスをどうすれば解決できるのか、ということを
専門家や研究者が答えを教えてくれることもありません。

 

ひとつの答えがあるわけではない社会課題に対し

ふだんの生活や、仕事のなかで何ができそうか。
そんなことをひとりひとりがリアルに想像するための
「手段」を手にいれる場です。

 

ニュースやSNSで飛び交う正論だけを頼りに

フードロスを見つめるのは、よくないと思っています。

いまこそ「自前のフードロス論」をもちましょう。

「フードロスの学校」はそういう場です。

 

大学の先生や研究者、あらゆる専門家の方々を講師に招き、
講義テーマを整えていきます。

テーマはこれからどんどん広げていく予定ですが、
生態、建築、歴史、アートなど一見フードロスと関係ない分野から

いっしょに「食への向き合い方」を発見していきましょう。
フードロスの知識だけを詰めこむことはしません。

 

だから講義は毎回すこしタフになるかもかもしれません。

じぶんで動機を持って、授業にのぞんでみてください。

 

まずは、2019年6月より、第1回目の講義をスタートします。
場所は、東京農業大学の世田谷キャンパスを会場にします。
講義、ワークショップ、野外学習などを考えています。

 

講義概要や講師、受講方法などの詳細は、近々お知らせします。
おたのしみに!

 

(フードロスの学校長/株式会社ホンショク 平井)