こんにちは。フードサルベージの平井です。
4月9日に神戸で開かれたサルパのレポートが
サルベージプロデューサーのyokoさんから、届きました!
神戸でサルパが開かれたのは、おそらく初めてなのでは!
プロデューサーさんが各地で誕生することで、
サルパの開催も広がっています。
今度はどんなところで開かれるのかなぁ。
では、レポートをご覧ください。
開催概要
日程 2017年4月9日 11:30〜15:30
参加人数 12名
料理担当 参加者みんなで調理!
共催者 大下 智行
集まった食材 21品+他
非常食ご飯12袋/桐の箱そうめん/いかなごの釘煮/高野豆腐の粉/
わらび餅の粉/小豆缶詰/玉ねぎ/大根の葉/黒糖/チリソース/
サバの缶詰/ネギ/卵/練り梅チューブ/ナン/トンカツソース/
えのき/しいたけ/ミンチ/人参/ジャガイモ/他
出来上がった料理 全8品
「そうめんリゾットレタス包み」
周年パーティで公認シェフが作っていたそうめんリゾットに挑戦。
砕く作業は、小さいお子様にも楽しんでもらえました。
味付けで、そうめんの塩気が想像以上にあり濃い味の仕上がりに。
参加者の提案で、レタスに包んで濃さをカバーして頂きました。
「非常食&素麺ピラフ」
非常食と素麺(砕いた素麺を茹でたもの)という
お互い主食を合わせるという発想は、斬新な発想でしたが
ネギ、ニンニク、鯖缶も使い美味しいピラフに仕上がりました。
「ピラフ海苔巻き」
非常食12袋と桐の箱に入った素麺を使ったピラフを、海苔巻きにして
食感や見栄えを少し変えてみる参加者の案には、
本当にさすがだなぁと感心しました。
親子で巻く作業も楽しめたメニューとなりました。
「高野豆腐の粉入りハンバーグ」
高野豆腐の粉をミンチ、卵、生クリーム、玉ねぎと混ぜ合わせハンバーグに。
ソースはとんかつソース、ケチャップ、味噌を入れてコクをプラスしたものと、
うどんだしと梅練りチューブを混ぜた和風ソースの2種類を用意して
ハンバーグを2度楽しめるように考案しました。
「いかなごピザ&御飯のお供」
子供の常備食として持て余したナンに、
神戸では毎年必ずご家庭で作る習慣のある、
定番の食材いかなごの釘煮をのせて、
チーズ、ネギ、海苔をトッピングした和風ピザに仕上がりました。
残ったいかなごの釘煮と大根の葉、ネギを
フライパンで炒めごま油で香り付けをしました。
シンプルだけどかなり美味しく仕上がりました!
「お味噌汁&スープ」
お味噌汁に具はネギ、しいたけ、えのき、大根の葉、花を使用。
大根の花は、食べると大根の味がするという事で
調理前にみんなで花びらをちぎってそのまま試食しました。
スープの具は玉ねぎ、人参、ジャガイモで
出汁はコンソメがなかったので、
和風だしとお野菜の煮汁を使い味付けをして仕上げました。
「黒糖わらび餅」
黒糖とワラビもち粉を水で混ぜ、フライパンで熱すると
急に色が透明になり固まる瞬間を、子供達も大人も興味津々で見ていました。
小豆をあわせ甘みをプラスして仕上げました。
参加者の声
今回は非常食に関して、地震とか災害がなければ使う事がなくて、
気がついたら賞味期限切れていて捨てるパターンが多い。
実際、今まで捨ててしまっていたけど、こんな風にアレンジすれば
非常食だって立派に食卓にも出せるってことが
新しい発見だったなぁって思った!
初めて会う人とも料理を通して話すことができて楽しかったです。
今日食材を持って行かなかったら、廃棄していたかもしれないという反省と
使うことができたうれしさがありました。
これからは、食材の買い方と使い方をよく考えて、
廃棄を減らせるようにできたらいいなと思います。
今回2回目の参加でしたが、前回参加の方、今回初めての参加の方と、
いろいろ話しながら料理作りに会食、楽しかったです。
前回も今回も食材の多さ、会話の楽しさ、いつもと違った食材での料理作りと
楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまいました。
主催者の感想
今回は参加者みんなでメニュー考案し調理するサルパを開催。
みんなで、まかない料理を目指しメニューを考案。
前回のリピーター参加者も多く、グループ分けをして調理して頂きました。
シェフがいない分、調理の進め方に不安がありましたが
主婦の方々でメニュー考案をし、
和気あいあいと調理を進める事が出来、嬉しく思いました。
お子様もとても積極的にお手伝いをして下さいました。
集まった食材の量がかなり多かったですが、アイデアが飛び交い、
食材をほとんど使い切るという参加者の意識に、
主催した私の方が感動してしまいました。
大根の花も大根の味がすると、参加者の方に教えて頂き、
みんなで花びらを食べてみるという体験もあり、
参加者のみのサルパの良さも感じる事が出来ました。
次回も、みなさんに楽しんで頂けるサルパを、
計画していきたいと思います。