こんにちは。フードサルベージの平井です。
サルベージプロデューサー上原雅子さんから、開催レポートが届いたので、紹介します!上原さん曰く、サルパレシピの中でも殿堂入りするヒットメニューが誕生したようですよー!
主催者である上原さんの感想
今回は、「アートでつながる仲間作り」をコンセプトに、地域に開かれた空間として設立されたP-1LABOで開催。今後の開催を前に、担当シェフとP-1LABOにお住いのアーティスト(写真家 浅見俊哉さん)にサルパを体験していただきました。
毎回思うのですが、今回も出来上がった料理はどれも、余り物で調理したとは思えない、とても美味しいものでした。
ご担当いただいた青木シェフは、普段和食を中心に作っている方で、今回の料理も、至る所で出汁が効いていて、薄味なのにとても味わい深いお味に仕上がっていました。
普段一度使ったらなかなか他の使い方が分からない、田つくりや桜でんぶも主役級の使い方で復活。いままでのサルパレシピの中でも殿堂入りするヒットメニュー間違いなしです。
一つ一つの食材を丁寧に処理されていて、「この子たち(食材)の最後の砦!」「ここで食材を残したらサルパにならないよね!」というシェフの言葉が印象的でした。
そして出来上がった料理を、とっても素敵に写真におさめてくれたのが、P-1LABOの住人、写真家の浅見さんです。美味しく出来上がった料理を如何に美味しく残すかという難題にさらっと答えていただきました。
フードロスに関する簡単なワークショップにも、とても興味深くご参加いただきました。サルパとアートを繋げるイベント案なども出てきて、今後の開催が楽しみです。
開催概要
日程 2017年5月27日 10:00〜15:00
場所 P-1 LABO(埼玉県上尾市中妻2-8-13)
参加人数 6名
料理担当 青木裕志さん(福皆来)
主催者 上原 雅子(ななのはな/サルベージプロデューサー)
集まった食材 28品 出来上がった料理 全8品
「緑さわやかおひたし」
こんにゃく/油揚げ/水菜
たつくりで出汁を取り、出汁の味を生かして薄味に仕上げました。
「ゴロットジャガイモとうふあえ」
じゃがいも/たまねぎ/きゅうり/とうふ/海藻
豆腐は水切りをし、ジャガイモは潰すのではなくサイコロ切りにすることで、食感を残し、豆腐で白和え風にする。ごまとごま油の効いた中華風ドレッシング仕立てにする。
「モッツアレハサラダ」
モッツァレラ/レタス/ハム
材料が、モッツァレラ、レタス、ハムとシンプルなので、モッツァレラチーズで、花びらを表現。オリーブ油でドレッシングを作り、もう一つのサラダと味が被らないように。
「しょうがをカラッとあげる桜でんぶ」
しょうが/桜でんぶ/クラッカー/ふりかけ/たまご
ちらし寿司を作った際に残りがちな桜でんぶを全部使う方法として、しょうがの天ぷらの衣にクラッカーを砕いたものと小魚ふりかけ、卵を混ぜ、衣に。桜でんぶの使い切る方法として、ぜひ作り続けたいレシピになりました。
「ねつさばパスタ」
パスタ/ねぎ/ツナ缶/サバ缶
はじめにネギを多めの油で炒めコクを出し、鷹の爪入りのサバ缶でペペロンチーノ風に。
「みつオレンジパン」
はちみつ/オレンジ/小夏/パン
オレンジと小夏の皮の千切りを塩もみし、果肉と一緒に蜂蜜漬けにしたフレッシュジャムを揚げパンと一緒に。
「さっぱりベーコンレタスープ」
ベーコン/レタス
たっぷりのレタスで出汁を取り、そこにベーコンを入れたシンプルスープ。
「ごま香るたつくり」
たつくり/ごま
おひたし出汁をとった田つくりにごまを合えたしっとりふりかけ。
参加者の声
大変楽しい時間をありがとうございました。
桜でんぶの使い方や食に関するレクチャーも大変印象に残りました。
P-1LABOで定期的に行なっていくことができれば嬉しいです。