こんにちは。フードサルベージの平井です。サルベージ・プロデューサーの上原さんから、サルパの開催レポートが届いたので、ご紹介します!
主催者 上原さんより
今回もシェフには、その場に集まった各家庭のあまり食材を使って、おいしいレシピに変身させるという、無理難題に答えていただき、とても美味しく楽しい時間を過ごすことができました。シェフへの調理負担が大きいこと、この点については今後改善をしていく必要があると感じました。
フードロスに関する数字当てクイズでは、こどもたちも興味を持って参加してくれました。
今回、調理時間を利用して行った写真家さんのワークショップですが、今回のサルベージで集まった食材の一部や野菜の切れ端などを使い、最後の最後までサルベージに挑戦してみました。食べられない部分はアートとして利用するというのも、フードロス問題を身近なものにする、とても有効な方法ではないかと感じました。
開催概要
日程 2017年7月1日 14:00〜19:00
場所 ななのはな(埼玉県北足立郡伊奈町)
参加人数 17名
料理担当 青木 裕志(福皆来)
主催者 上原 雅子(ななのはな/サルベージプロデューサー)
共催者 浅見 俊哉
集まった食材 31品 出来上がった料理 全8品
「たっぷりのキノコの旨味ごはん」
タコのオイル漬けのオイルを使って、玉ねぎを、じっくりソテー。三種のキノコの旨みを生かすべく塩だけで味付け、クミンシードでアクセントと古米のにおい消しに。
「いろどるパスタ」
イワシのトマト煮の缶詰をベースに麺つゆで味付け、フレッシュトマトとボイル野菜とあわせて爽やかに。
「ポリパラサラダ」
インスタント麺を香ばしく揚げて、海藻とサンチュサラダの歯応えのアクセントに、酢を強めに醤油とオリーブオイルのシンプルなドレッシングで。
「こうサバクスクス」
高野豆腐に出汁を吸わせる要領で、鯖缶と和風出汁をクスクスにもタップリ吸わせました。
「とんこつうどん」
インスタントの豚骨スープで、ニラ、椎茸、カボチャと煮た、田舎風煮込みうどん。
「ハロウィンパスタ」
じゃがいもとパスタ、タコのオイル漬けを食感を残すように、ボイル&ソテー、チーズをプラスして醤油と胡椒でシンプルに味付けしました。
「実家のあげもち」
そのまま焼いても美味しい佐藤家の、えびもち、昆布もちを素揚げして、素材の香り出しと、油の甘みとのマッチ。
「甘酒ハニートック」
トックを甘酒と水で一煮立ちさせて、ゆっくりと常温まで戻して、日本ハチミツをひと回しして、甘さに深みと香りをプラスしました。
参加者の声
本日はとても楽しい時間をありがとうございました!一回一回異なる食材とアイデアがありますね。また素敵な空間での食事はとても美味しかったです。
無駄をなくすように努力したいです。
フードロスに関する具体的な数字があまりにも大きくて想像がつかなかったけど、皆さんのお話が聞けてよかったです。
ご飯をみんなで食べる楽しさを感じることができました。とても残り物とは思えない美味しさでした。
実際こんなに捨てられているとは思わなかった。
美味しくて楽しかった。
以前から食べ物を残すことに「もったいない」という意識は持っていましたが、具体的に感じられるいい機会になったと感じています。
これをきっかけに日々のフードロスを減らしていきたいです。
とても楽しくて美味しくて、またサルベージパーティーをやりたいと思いました。