サルベージ・プロデューサーを目指し、そのための課題である「じぶんでサルパを企画、開催する」にチャレンジされた石坪さんから、開催レポートが届きました。開催場所は福井県越前市です。
今回、石坪さんが声をかけて協力してもらったシェフは、なんとメキシコの方!これは、いままでにないサルパになるのでは…。期待できます。
■開催概要
日程 2016年7月12日(火)
場所 福井県越前市「アミーゴタコス」
参加人数 6名
料理担当 モンテス ファビアンさん
主催 石坪 直美さん
■集まった食材
トマト、キュウリ、ナス、じゃがいも、玉ねぎ、ぎんなん、鯖の味噌煮缶、ツナ缶、トマト缶、乾そば、サラダトッピング麺、だし昆布、フルーツグラノーラ
■出来上がった料理
そばリゾット、ガスパチョそば、サバ缶メキシカンサラダ、なすと鯖缶の炒め物、ラタトゥユ、ポテトサラダ、キュウリウォーター、夏野菜のスープ、キュウリと昆布の和え物、そばサラダ、チリサラダ、昆布の素揚げ
■参加者の声
- とっても楽しくて、大満足!次は冬野菜の時期に参加したい。
- とりとめのない食材が、あるべくしてあったかのような不思議な感覚を味わえた。
- 最初は本当に大丈夫か?と思ったが、1品、2品とつくったら、後は勢いがついて、どんどん料理ができていくのが面白かった。
- 全部行き当たりばったりの料理なのに、ハズレが一切無かった。
- 友達と家でやってみても楽しそう。
- 会場のお店にあったパクチーとライムをほんの少し加えたら、また味が大きく変わったことに驚いた。
■主催者の感想
- 当初は皆でアイデアを出し合い、調理はシェフにお任せしようと思っていましたが、料理が得意な参加者の方々が手を動かすことを楽しんでおられ、今回のように、みんなで調理するスタイルもよいと思いました。
- 6名中、3名がキュウリを持ってこられ、10本以上集まりました。畑を持っておられる人の多い福井ならでは、この時期ならではのサルパになったと思います。参加者同士、キュウリが食べきれない話、こんな食べ方もあるよ、といった話で盛り上がりました。
- 「そばリゾット」に、ぎんなんが入ってアクセントになったり、「ガスパチョそば」のとろみ付けにグラノーラが使われたり、当初心配していた、だし昆布が思いのほか大活躍だったり、すべての食材に光が当たり、使い方、組み合わせ方の発見がありました。
- 参加者が持ち寄った食材以外に、ほんの少しのパクチーとライムを使って、メキシコ人シェフならではのメニューが生まれたのもよかったと思います。
- 参加者は初顔合わせ同士でしたが、皆さん楽しんでくださったようで、うれしく思っています。今回は参加できなかった方々から、次は参加したいとお声がけいただき、皆さんのサルパへの関心の高さを感じています。
■料理担当者の感想
- 乾物や調味料などが多く持ち寄られると思っていましたが、想定以上に旬の野菜が集まりました。やはり皆さん、一度に食べきれない、メニューがワンパターン化する、といったお悩みを持っておられることが分かりました。
- サルパを通じてメニューのバリエーションが増えると、日頃の献立に役立ち、食べきることに繋がると思いました。
- メキシコでは旬の野菜や果物をフレッシュジュースにして飲む習慣があり、今回は「キュウリウォーター」を作りました。キュウリは暑い夏に体の熱をとる作用があるので、各家庭でも作っていただけると嬉しいです。
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石坪さん、レポートありがとうございました!シェフがメキシコの方だと、日本人の私たちからすると、想像できない料理のアイデアが発見できそう。キュウリウォーターはこれからの季節にピッタリ。真似してみようと思います。
福井県でサルパが開かれたのははじめて(だと思います)。このように、首都圏だけではなく、いろいろな地域で開かれていくのは、嬉しいですね。
一般社団法人フードサルベージ 平井