こんにちは。フードサルベージの平井です。
札幌のサルベージプロデューサー和田さんから、なんだかとってもたのしそうなレポートが届きました。8月の2日、4日、5日と連続で開かれたサルパは、親子で参加できる夏休み企画!
今日は8月4日に開かれたサルパの様子をレポートします。8月2日のレポートはこちらをご覧ください。
8月2日のレポートにもあるように、この会はお子さんにもかなり積極的に料理に参加してもらったようです。自由な発想で、あまり否定的にならずに、食材をあらゆる角度で見てみてメニューを考える。みんな楽しみながらやってくれたようです。さて、この日は一体どんなメニューが誕生したのでしょうか?
開催概要
夏休み!自由研究!親子でサルベージ・パーティ
日程 2017年8月2日、4日、5日の3日間 10:30〜13:30
参加人数 2日 6名/4日 8名/5日 5名
料理スタイル 参加したみんなで料理!
8月4日 集まった食材 24品 出来上がった料理 全10品
あられ/そば/ツナ/のり/アイスの素/さば缶/せんべい/小魚つくだ煮/オニオンスープの素/オクラ/雑穀ごはんの素/ジャワカレー甘口/牛肉つくだ煮/トマト/ミニトマト/ピーマン/きゅうり/なす/糖質オフそうめん/コーン缶/ライスペーパー/ホットケーキミックス/もち/ウィスキー
「モチモチやさい サバカレーファルシ」
小3と小1の姉妹がまっさきに作り始めたファルシ。野菜の形を生かし、トマトをくりぬいた中やピーマンの中に、つめものをしました。つめものは、鯖缶・カレー・もち・くりぬいたトマトの中身・なす・ピーマン。オーブン焼きにしたところ、ちょっぴり火が通りすぎてしまいましたが、火がしっかりと通ったことで、トマトの香りが苦手な方(その姉妹のお母さん)も食べやすいお料理になりました。
「夏やさいはるまき」
小3の女の子がひとりでもくもくと作っていたこのお料理。コーンとなす、トマトを炒めたラタトゥイユ風のものがライスペーパーで包まれています。生春巻きは、冷たい野菜を巻くイメージでしたが
こうして温かいものを巻いてもいいのですね!
「おくらと山いものそば」
小5の男の子が、意欲満々でひとりで最初に仕上げた一品!ネバネバがまちがいなくおいしいお料理です。材料を見て、ぱっとこのお料理が思いつくあたり、かなり家でお料理しているなという印象です。だし汁とみりんで味付けをしました。
「そばゆのオニオンスープ」
同じく小5の男の子が、そばのゆで汁を生かしてスープを作ってくれました!そば湯はただつゆを割って飲むだけというイメージでしたが、これを料理するとはまさにサルベージ。
「カレーそば」
小5の男の子は、おそばが気に入ったもよう!そば関連料理3品目です。カレーそばの中に、コーンときゅうりが入っています。きゅうりは皮をむいて大き目に切りました。きゅうり臭さがなく、固めのズッキーニを食べているよう。カレーときゅうりって合いますね、さっぱりしたカレーになりました。
「つるつるめんと つくだにのサラダ♡」
全ての味を持っていってしまうつくだに…。これを使うのにみんなちょっと躊躇していました。でもみんなで味見をしてみると、「このつくだにおいしい!」。魚臭さが無く甘みがあって、子ども達のつまみぐいの手が止まらない~!野菜と、糖質オフそうめん(こんにゃく)に入れて味付けの役割を与えてみました。こうして、みんなで味見して「おいしい!」「じゃあこれに入れてみよう!」とあれこれワクワク相談できるのも、サルパの醍醐味です。
「きゅうりとむらさきキャベツのベジヌードル」
見た目麗しいこのお料理!ベジヌードルは、アイスの素で和えてあります!本来は砂糖と酢で和えるのだそうですが、酢が無かったため、これで代用できそう、ということでやってみました。そしてソースは、トマト・牛つくだ煮・ウィスキー!とても豪華なベジヌードルになりました。
「きゅうりとむらさきキャベツとながいもの なまはるまき」
絶対おいしい生春巻き♪ むらさきキャベツが入ることで、とても華やかな生春巻きになりました。小3の女の子が、淀みない手つきで巻いてくれました。
「カレーもち」
炒めたおもちに、カレー・ツナ・せんべいを加え、炒め煮のようにしました。おもちを炒めておいたことで、溶け出さず、もちのしっかりした食感が残っていて、手が止まらない!
「おくらのはるまき」
小5男子作。生おくらをライスペーパーで巻き、揚げ焼きしました。その油は、サラダ油・ごま油・オリーブオイルのオリジナルブレンド。塩・こしょうで味付されています。おくら、生?とか、油3種?とか、いっぱい突っ込みたいところがいっぱい(笑)。でもおくらシャキシャキ、生春巻きの皮モチモチ、見た目も、油が透き通っていてとても涼やか。油なのに。子どもの想像力の威力を感じたひと品でした。
以上、この日はなんと10品ものメニューができあがりました!「サルベージクッキング」にチャレンジするポイントのひとつは、食材の組み合わせを楽しんでみるということ。「これとあれを一緒に調理すると良いかも!」なんて思ったら、思い切って挑戦してみてください。普段はやらない組み合わせにこそ、食材を使い切るヒントが隠さられいることがありますよ。この会では、そんなヒントが子供たちの発想からたくさん生まれたようです。
5日のレポートも後日掲載いたしますのでお楽しみに。(フードサルベージ 平井)