こんにちは!フードサルベージの平井です。
10月は「世界食料デー」月間だからか、あちこちでフードロスにまつわるイベントが開催されているようですね。「フードロス」という言葉も世の中に広まってきたように感じます。フードサルベージも今月はあちらこちらでサルパを開いてます。
先日10月14日には、TABLE FOR TWO University Associationとコラボレーションし、「TFT-UAいただきますパーティー2017 with Food Salvage Inc.」をサルパスタイルで開いてきました。場所は東京中野にある東京都生協連会館。ここは、以前もサルパを開かせていただいた場所で、フードサルベージがお世話になっている場所です。
TFTに関わる大学生のみなさんが参加し、家で余っていた食材を持参。サルベージシェフの長嶋愛さんがその場で考えた料理を、みんなで調理! この日も、発酵スペシャリストの長嶋さんならではの「麹づかい」が炸裂。「え!麹ってこんな使い方あるんだ!」なんて驚きの声が、学生さんからあがっていました。
そうそう、サルベージ・プロデューサー真崎里砂さんもこの日は参加してくれたんです。真崎さんは現役の大学生ということもあり、真崎さんがいまフードロスにまつわるどんな活動をしているのか、同年代のみんなの前で話して欲しくて声をかけたら、喜んで参加してくれました。
この日は、時間が短かったこともあり、できた料理は3品とちょっと少なめでしたが、内容は濃い料理ばかり! おにぎりアクションに参加するということで、みんなでおにぎりを握って。おにぎりに合う料理を、長嶋さんは考えてくれました。
開催概要
日程 2017年10月14日
場所 東京都生協連会館 地域交流スペース「えんがわ」(東京都中野区中央5丁目41番18号4F)
参加人数 11名
主催 TABLE FOR TWO University Association(大学連合)/一般社団法人フードサルベージ
料理担当 長嶋愛さん(公認サルベージ・シェフ)
出来上がった料理 全3品 3チームにわかれて、それぞれ1品つくりました。
「夢見る秋の彩りスープ」
キャベツ・さつまいも・玉ねぎ・豆・うどん(乾麺)
加えた味付けは、塩麹のみ。あとは、煮込んで染み出した野菜の甘みと、うどんの塩気のみ。シンプルで優しい味わいに、おかわりする人が続出。
「朝採れ空芯菜と ひき肉風うどんの醤油麹炒め」
ハム・うどん(乾麺)・空芯菜(真崎さん持参の朝採れ空芯菜!)
乾麺を細かく砕いてから茹でて、他の食材といっしょに炒めました。味付けは醤油麹。
「秋のフルーツたっぷり豆腐サラダ」
柿・ニラ・キウイ・豆腐
秋の味覚の代表格である柿を食材に。柿は塩味と合う!というには発見。柿をどのくらいの大きさにカットするかみんなで迷ったけど、あえてゴロリと大きめにしたのが食感も存在感もあって良かった。
料理名をチームごとに考えて、なんだかかわいらしいメニュー名に!やっぱりみんなで料理するのはたのしいと思う。料理をたのしく感じれば、自然と食材に愛着が湧いて、家で食材を無駄に使うこともなくなるんじゃないかなぁと思うのです。
TFT-UAとのコラボイベントはこの日だけじゃなく、10月28日も実施予定です!
【いただきますパーティーについて】
TABLE FOR TWO University Associationは、毎年10月の「世界食料デー月間」にあわせて食にまつわる様々なイベントを開催しています。「いただきますパーティー」も、そのひとつ。食料デーやTFT事務局による「おにぎりアクション」を記念して、みんなでおにぎりを「いただきます!」するイベントです。
【学生団体 TABLE FOR TWO University Association について】
世界の約70億人のうち、約10億人が飢餓や栄養失調の問題で苦しむ一方で、20億人近くが肥満状態にある。このような深刻な食の不均衡の解消に取り組む「NPO法人 TABLE FOR TWO International」の理念に賛同し、学生主体のTFT活動を広めるために2009年設立。全国に6支部を設け、約100大学の学生が参加。大学食堂でのTFT対象メニュー導入、企業との産学連携に加え、ミーティングやイベントを定期開催することによって学生の「世界の食料問題」に対する意識向上をめざす。
URL:https://www.facebook.com/tftua/