こんにちは。フードサルベージの平井です。
山口県下関で活動するママボランティア「PLUMMA」さんが、
サルベージ・パーティを開いてくれました。
その時の様子を写真付きでレポートしていただきました。
開催概要
日程 2016年10月20日
場所 山口県下関市 主催者ご自宅
参加人数 7名
料理担当 参加者みんなで調理しました。
主催者 ママボランティア PLUMMA
集まった食材
もち、たこ焼き粉、そうめん、白玉粉、蒸しパンミックス
生春巻き、するめ、さきいか、あたりめ、魚肉ソーセージ
ちくわ、あさり缶、しめじ、冷凍のむき栗、ピーマン
クリームスープ缶、ちりめん山椒、クラッカー
すりごま、天かす、ようかん、宇宙食<グラタン味>
出来上がった料理 全6品
「ようかんクラッカーのせ 宇宙食をそえて」
青海苔ようかんをクラッカーに乗せて前菜に。
海苔の香りがクラッカーにあう!
宇宙食のグラタンはお湯で戻してトッピングしました。
「魚肉ソーセージ・もち入りのタコなしタコヤキ」
魚肉ソーセージはタコの代用。
餅はチーズの代用で二種類作りました。
「あたりめ、しめじ、ちりめん山椒の炒めそうめん」
あたりめとちりめんから、よいだしが出ておいしかったです。
「生春巻き(ピーマン、ちくわ、ゆでしめじ、さきいか)」
ちくわとピーマンは細切りに、しめじはゆでて、
さきいかも入れて巻いてみたら、
生ピーマンのしゃきしゃき感が新鮮でした。
「あさりいりスープ」
あさり缶とクリームスープ缶でクラムチャウダー風にしました。
「白玉粉のもちもち栗蒸しパン」
白玉粉と蒸しパンミックスを混ぜて生地を作り、
甘露煮にした栗をトッピングして蒸しました。
参加者の声
家で食べなかったものが、こんなにおいしい料理に変身するとは!
賞味期限が近いものもうまくいかせることを知った。
みんなで工夫しながら作るとたのしい。
普段は組み合わせないような素材を
合わせてみると意外とおいしい(生春巻き)。
タコが入っていなくても、十分おいしい(たこ焼き)。
そうめんを炒めると、
夏以外でも食べられることがわかった(炒めそうめん)。
家族みんながピーマン大好き、という家庭では、
あらゆる料理にその食材が出てくるので、
レパートリーがいろいろ聞けて楽しかった。
するめ、さきいか、ちりめん山椒…
うまみたっぷりなものをうまく使うと、
残り物でもおいしくなることがわかった。
主催者の感想
ボランティア活動のイベントで防災安全教室を主催した経緯があり、
自宅にある保存食で賞味期限が切れそうな食材を集めて調理してみよう、
ということで傷む前の生鮮も合わせて持ち寄りました。
生春巻きなどはあまりなじみがありませんが、
保存がきいて、かつ何を巻いてもおいしく感じました。
さきいかやするめなどうまみがある乾物でだしを取ることで、
ほかの食材が生きてくることがわかりました。
みんなでサルベージ・パーティ®をすることで
食べないなら捨てるしかない、という後ろめたさを払拭し、
救済することができました。
防災のための保存食にも賞味期限があるので、
定期的にサルベージ・パーティ®を開いて差し替えていったら、
楽しいなと思いました。
料理担当者の感想
今回は全員が調理に携わりました。
ミスマッチから生まれる感動はわくわくしますね。
毎日キッチンに立っている主婦が集まると、
どんな食材でもメニューがひらめいて、楽しかったです。