今回は富山県の『サルベージ・パーティ開催モデル事業』の小学校編。富山市荻浦小学校の親子向けにサルパを開催してきました!
司会進行はサルベージ・プロデューサーの真崎が担当し、食品ロスとはどんな問題なのか? ムービーとクイズを交えながら考えていきました。
今日のサルパでまずびっくりしたのは、子どもたちの主体性の強さ。何も言っていないのに、材料が集まったテーブルの周りにみんなが最初から自主的に集まってきて、『カレーのもとと卵と麺でカレーのスパゲッティができそう!』『チョコとかぼちゃは~??』『ねぎはお好み焼きに入れられるよ!』と、アイディアがどんどん出る、出る。
『君たち、もうサルパが何か知ってるの?』と言いたくなるほど、集まってきた食材を生かしたおもしろいアイディアがあふれてきました。なので、今回は料理担当の長嶋さんが、子どもたちが出してくれたアイディアをもとに、メニューを考えてくれました!
メニューが決まったら、いよいよみんなでクッキング! アイディアだしの時と同様、子どもたちもお母さん、お父さんと一緒に料理にチャレンジ!
-集まった食材-
セロリの葉、大根の葉、大根、巨大ねぎ、ミートソース缶、鮭缶、鯛みそ、チロルチョコ、ヤーコン、ミックスビーンズ、かぼちゃ、鮭フレーク、ペンネ、卵、ドライカレーのもと、そうめん、お好み焼粉
今回も、買いだめして使うのを忘れがちないろいろな種類の缶詰と麵類、そしてお野菜も色々集まりました!中にはお~~~きなネギも!
-出来た料理-
〇ネギ鮭盛りだくさん!鯛みそ焼き
鯛みそが決め手のネギたっぷりお好み焼き!ネギをたくさん切って鮭缶と合わせてお好み焼きに!鯛みそで作ったソースがネギの香ばしさと合わさって、絶品!今回の一番人気料理。
〇カレーそうめんパスタ チキンとセロリの塩こうじ炒めを添えて
今回集まった乾麺。キーマカレーのもととミートソース缶を使ってソースとして、パスタ風に!
〇ヤーコンのチョコレートフォンデュとパンプキンとビーンズのチョコ和え
今回集まった秋冬野菜かぼちゃ、ヤーコン、そしてミックスビーンズを、とかしたチョコレートに少し塩こうじを加えたものを絡めて、立派なスイーツが一品出来上がり!あと1週間で賞味期限切れだったたくさんのチロルチョコもこんなアレンジの仕方があると新たな発見!ぺろりとみんなでおいしくいただけました。
〇ねぎの旨みたっぷり 冬のスープ
たっぷりのネギと大根をじっくり少なめのお水で煮込んでから、塩こうじでシンプルに味付け。あとからショートパスタと大根の葉っぱを加えて、もう少しことこと。最後に振りかけた鮭フレークがスープでいい味を出しました!
参加者の声
子どもが苦手な食材があったのですが、残さず食べておかわりもしてくれました。また参加したいです。ありがとうございました!塩こうじもよかったです。
子どもたちは自分たちで調理できて、自分で作ったものはすごくおいしいと言ってくれて良かったです。家では、この組み合わせ?!と思って作らないが、工夫次第で色々な料理に変身させられることが分かった。これからは、工夫して調理する、という風に自分の意識を変えていこうと思いました。
サルベージ・プロデューサー真崎里砂のひとこと
今回は小学校での開催でしたが、子どもたちの予想以上の積極的な姿勢、柔軟な発想力と感受性の豊かさに改めて感動しました。そして、食品ロスという問題について話を聞き、お母さん・お父さんと一緒に自分たちで実際に料理をし、食事をするという一連の体験から、子どもたちが何かを感じ、新たな気付きを得てくれていることを肌で感じることができ、もっとこういう経験をより多くの子どもたちに届けていきたいと感じました!