フードロスについての授業を

小学校でしてきました。

 

「まさか、毎日一人が
おにぎり1個分の食べものを
捨てているだなんて本当に驚いた」

 

この驚きや、今日考えたこと

何か一つでも彼らの中に

小さくても残りますように。


この日は大田区志茂田小学校の5年生に

食品ロスについての出張授業をしてきました。

 

最初に平井さんから

「食品ロスとは」という話を聞いてもらい、

後半はそれを踏まえてワークをしてもらいました。

 

 

 

食品ロスという言葉は聞いたことがあるけれど、

詳しくは知らないという人が多い中、

関心を持って積極的に意見を発表してくれたり、

「ええー!?」と良いリアクションも。

 

 

日本の食品ロスの量が

世界のWFPの食糧支援の量の

およそ倍であることには、

わいわいと発言してくれた様子から一変、

とても真剣な眼差しで話を聞いていました。

 

そして、伝えたいことは

「食品ロスは単純な問題ではない」

ということ。

 

地球規模、世界規模で考える必要があります。

それは、ひとりひとりの価値観が違うことによって、

答えも課題も1つではないという

この問題の深さや難しさでもあるでしょう。

 

多角的に捉える柔軟性が

とても大切だということをなんとなくでも

感じ取ってくれたら嬉しいですね。

 

最後のスライドで

みなさんにお伝えしたこの言葉、

私は子ども達の後ろ姿を見て、

改めて胸に刻むのでした。

 

『地球は先祖から受け継いでいるのではない、
子どもたちから借りたものだ。』

サン・テグジュペリ(フランス)

 

(サルベージ・プロデューサー 進藤陽子)

 

 

 

2019-12-24