昨年の7月から
日本水産(ニッスイ)さんとお話をすすめ、
いっしょに缶詰の「もったいない」を
なくしていきましょう!と発足した
「ニッスイ缶切り部」。
先日、希望者の方々を募集し
東京浅草でお披露目イベントを
催させていただきました。
笑顔にあふれたイベントの様子を
レポートさせていただきます。
イベントの参加者を募集したときのページは
こちらをご覧ください。
いつもの「サルパ」をベースにしながらも、
この日の主役は缶詰!
ニッスイさんが用意した「魚の缶詰」と、
もちよった「家でもてあましている食材」を
みんなでおいしい料理に変身させました。
今回、缶切り部にとって
はじめての「部活動」にもかかわらず、
募集開始をしてからすぐに、
ご予約の人数が定員数に達しました。
参加いただいたみなさま、
お問い合わせいただいたみなさま、
ほんとうにありがとうございました!
イベントのはじまりは、
「ニッスイ缶切り部」の部長に就任した
ニッスイ加藤文恵さんから、
部員となったみなさんへごあいさつ。
缶詰のおいしさとたのしさの可能性を、
お話させていただきました。
あつまった食材は、
切り干し大根や鰹節などの乾物、
にんじんやピーマンなどの野菜、
おかゆや中華系のレトルト食品など
ぜんぶで24種類。
ニッスイさんが用意した缶詰は、
「さば水煮」「さば味噌煮」
「帆立貝柱水煮」「さんま蒲焼」
の4種類。
これらをつかってどう料理するかは、
チームになって考えてもらいました。
その場で食材をみて突然、「はい、考えて!」
と言われてもむずかしいので、
レシピ発案のヒントを
サルベージ・シェフとしてお馴染みの
高田大雅さんにお願いしました。
ポイントは、缶詰をどう活かすか!
ふりわけた食材をどう使うか、
レシピの方向性が5品分、
高田さんから発表されました。
それを聞いて、
チームの代表者によるじゃんけんで、
勝ったチームから順番に
つくりたいメニューを決めてもらいました。
料理がスタートしてからは
ふりわけられた食材と、
料理の経験とアイデアを出しあい、
初対面の方々も、「おいしいものをつくる!」
という共通の目的のために一致団結。
笑いにあふれる料理のじかんとなりました。
食品ロスのことも意識して、
食べ残ししないように
料理のつくりすぎにも注意しながら。
ふだん料理しないひとも、
料理が得意なひとに
フォローしてもらいながら
包丁で野菜を切ったり、
フライパンでお肉を炒めたり。
「もっと塩気がつよくてもいいんじゃない?」
「野菜、炒めておいてもらっていいですか?」
料理をすすめていくと、
部員のみなさんの会話も
より具体的になってきました。
こういう雰囲気はいつみても最高です。
できあがった料理、
どれもおいしそうですよね?
さば味噌煮缶、そして白玉粉を
ニョッキ風につかった料理。
帆立缶の具を和えたパスタサラダ。
さんま缶を活かした
ナシゴレン風味のアジア系そうめん。
さば缶と麻婆を合わせたオムレツなど。
かなりのアイデア料理がそろいましたよ。
参加者の方々からは、
「缶詰が食材としてつかえるとは
思っていませんでした」
とうれしい感想をもらいました。
「いただきます!」の掛け声で、
みなさんで試食をしました。
ほかのチームがつくった料理に
「何が入っているんだろう?」
とちょっとドキドキしながら口にしてみたり。
じぶんたちがつくった料理に
「じょうずにできてるね!」
と褒めあったり。
さいごに、つくった料理について
各チームから発表をしてもらい、
高田さんからも料理の総評をもらいました。
できあがった料理について
レシピなどご紹介したいのですが、
ここではあえて書きません!
(またべつの機会に書きたいと思います)
缶詰のつかい方が気になる方は、
ぜひ部活動に遊びにいらしてください。
食材の使い方やレシピの詳細を
プロにすべて教えてもらうのではなく、
じぶんたちで話しあい考えたおかげで
缶詰のつかい方が身につく、
たのしい場となりました。
開催概要
日程 2018年6月30日(土)11:30〜14:00
場所 まるごとにっぽん浅草区cooking studio
主催 日本水産株式会社
協力 一般社団法人フードサルベージ
シェフ 高田 大雅 公認サルベージ・シェフ、株式会社Foodist Link代表
さて、「ニッスイ缶切り部」。
つぎの部活動を企画中です。
みなさんにお伝えできる準備が
ととのいましたら、
こちらのウェブサイトで発表いたします。
どうぞ、たのしみにおまちください。
「ニッスイの缶切り部」への感想は、
お問い合わせ内容に「缶切り部へ」と書いて
「CONTACT」から送ってくたさい。
(フードサルベージ)
2018-06-30