10月は、世界食料デー月間。
東京西新宿で行われたフードサルベージの
「キッチンキャンパス」において、
ニッスイ缶切り部が開催されました。
まだ2回目の開催にも関わらず、
参加者募集後すぐに予約でいっぱいになり、
早くも関心を集めていることが
うかがえるこの缶切り部。
ご夫婦、お友だち同士、親子など、
今回もいろいろなメンバーが集合した
にぎやかな部活となりました。
様子をレポートさせていただきます。
ニッスイ缶切り部については、
こちらをご覧ください。
「サルパ」でよく集まる食材に缶詰があります。
きいたところによると、
ニッスイお客様サービスセンターへも、
「缶詰の食べ方を教えてほしい」
という問い合わせが寄せられているそうです。
缶切り部では、缶詰をフードロスさせないよう、
その新しい使い方をみんなで考えていきます。
今回の前半は、缶詰のプロである
ニッスイの常温食品事業部佐々木さんに
缶詰についてのお話をしていただきました。
まずはこのところの缶詰に対する
注目の高まりについて!
サバやイワシの缶詰の人気が急上昇中で、
店頭で売り切れになることがよくあり、
佐々木さんもびっくり、とのこと。
そして次に、この日の食材でもある
MSC認証ラベルのついたサバの缶詰について。
MSC認証ラベルとは海を大切にして、
ルールを守って獲られた魚につけられる
水産エコラベルです。
大切にとられた魚なので、
フードロスさせることなく
大切にいただきたいものです。
今回ニッスイさんが用意したのは5品。
MSC認証ラベル品は右の2つです。
これらの缶詰と、サルパによく集まる
食材と組み合わせたメニューのヒントを、
サルベージシェフ高田さんに考えてもらい、
それをみんなで作りあげるのが
今回の缶切り部のスタイル。
今回高田シェフが考えたメニューは6品。
缶詰と組み合わせる食材に関して、
「ふだんじぶんでは買わない、
たとえば海外土産でもらって
ちょっと困ってしまうようなもの」を
つかってほしいとニッスイさんから
リクエストをもらい
高田シェフもかなり頭をひねりました。
食材とメニューの説明タイムでは
「フィスアンチップ風コロッケ」
「ライスココラコスプスプ」など、
見たことも聞いたこともないメニュー名がでてきて、
皆さんの頭の上には?マークがたくさん。
さてどんな料理が出来上がるのか、
期待と謎に包まれながらのスタートです。
まずはチーム毎に
料理するメニューを決めるじゃんけんタイム。
歓声と笑い声で盛り上がる時間のひとつです。
食材を見ながら、みなさんで相談タイム。
「さてだれがどれをどう料理する?」
「入れる量はこれくらいかな?」
「いいと思います!」
缶詰を生まれてはじめて開けたというちびっこ。
記念すべき開缶の瞬間!
手際よく葱を切る旦那さまに、
奥さまから「雑っ!」のツッコミが。
魚の旨味と栄養がしみ出ているオイルも
捨てずにつかいます。
できあがった料理たち
帆立貝柱フレーク水煮×鶏肉とほうれん草のココナッツミルク煮
焼さけあらほぐし(瓶詰)×グリーンカレーのパイ包み
さばのオイル漬け×麻婆豆腐
帆立貝柱フレーク×ゴルゴンゾーラと柿の白和え
さば水煮×歯ごたえ満点お好み焼き
いわし生姜煮×さつまいもスティック揚げエビチリソース添え
待ちに待った試食タイム!
「ではみなさんご一緒に。いただきま〜す。」
お料理は、どれもとてもおいしく、
ちょうど良い量で、お皿の上は
あっという間にきれいに片づいていきました。
つくり過ぎず、食べ残さないというサルパの心得を、
みなさん実践してくださっていました。
お腹も満たされたところで、
最後は各チームのメニュー発表タイム。
つくり方のポイントについて
「缶詰の油や汁を残さずつかったこと」があがったり、
「缶詰を肉の代わりにつかっても
おいしいことを発見した」という感想が出ました。
参加いただいた部員のみなさん、
ありがとうございました!
おわりに高田シェフから
缶詰のあたらしいつかい方のヒントと、
ニッスイ常温食品部の伊藤さんから
缶詰の魅力についてお話がありました。
ニッスイ缶切り部は、現在部員募集中!
これからも缶詰の可能性を探りながら、
フードロスの問題に取り組む
部活動をつづけて参ります。
次回の開催日はまた決まり次第、
ご連絡させていただきますね。
みなさまの参加をおまちしています!
「ニッスイの缶切り部」への感想は、
お問い合わせ内容に「缶切り部へ」と書いて
「CONTACT」から送ってくたさい。
(フードサルベージ)
2018-11-15