「家庭で水産缶詰をフードロスさせない」

をテーマに昨年発足したニッスイ缶切り部。

暖かな春の光がさしこむ浅草の会場には、

25名の参加者が集まってくださいました。

缶切り部部員の証となる缶バッチも新登場!

今回はどんな内容になったのでしょうか?

イベントの様子をレポートさせていただきます。

 

 

家で持て余している食材を持ち寄り、

ニッスイさんが準備した缶詰と組み合わせ、

みんなで料理するのが缶切り部のスタイル。

今回集まった食材は、

韓国餅のトック、

焼きそば、ビーフンなどの麺類、

車麩やれんこんパウダーなどの乾物、

そしてアゴだし、鰹節、鶏肉と椎茸のだし、

液体だしなどのだしの素が

多く集まったのが特徴的でした。

 

 

先ずは、ニッスイ缶切り部部長の加藤さん、

そしてフードサルベージ代表の平井と

一緒にフードロスについて、

頭のウオーミングアップ。

 

 

ニッスイ佐々木さんからは、

今回用意した5種類の缶詰についての

お話がありました。

普段は缶詰営業マンの佐々木さんも、

この缶切り部では皆さんと一緒に

缶詰の新しい魅力をみつけたいと、

楽しみに参加している部員のひとりです。

 

 

フードサルベージの調査によると

家庭での持て余しがちな食材の

上位にランクインしている水産缶詰ですが、

最近は「さば缶ブーム」などに

見られるように、

その栄養価はじめ、

余すところなく食べられるところなども

見直され、人気が高まっています。

 

 

缶詰と集まった食材を

交互ににらめっこしながら

メニューを考える高田シェフの

シンキングタイム。

この時間、高田シェフの頭の中では

どんなメニューのイメージが

膨らんでいるのでしょうか?

この姿もだんだん缶切り部の

おなじみの光景になってきました。

 

いよいよメニューが決まり、

各チームじゃんけんで

作りたいメニューを選びます。

 

 

 

ふりわけられた材料をどう料理するかは

各チームで想像力を働かせて

皆んなで相談して考えます。

様々な年代の

初めましての人たちばかりですが、

美味しいものを作りたい、

そして食べたいという気持ちは同じ。

一気にチームの団結力が高まります。

作り過ぎてフードロスにならないよう、

分量にも気をつけて。

さあ料理スタートです!

 

今回、大活躍だったのはちびっこたち。
大根をおろしたり、白玉団子をこねたり、

一生懸命楽しそうに料理していました。

 

 

 

こちらは、

思わずみんなでフライパンを覗き込み

「なんだこれ?」というメニュー名になった

大根と鮭のふわふわスープ。

こういうメニュー名のつけかた、

サルパっぽい!

 

 

皆さんが使った

残りの野菜の皮なども捨てずに、

サルベージ。

ビールと一緒に煮込んだベジストックで、

高田シェフも1品仕込んでいましたよ。

 

 

そして、いよいよ料理が完成!

 

普段お父さんのお酒のおつまみの

イメージが強かった赤貝味付缶は、

「トックのモチモチカレーだんご赤貝入り」

に大変身。

 

 

 

缶汁も捨てずに出し汁に使った

帆立貝柱水煮は、

「ほたてのおだしたっぷりアジア風おかゆ」に。

トッピングに車麩を使い、

隣のグループからもらってきた

菜の花を飾るという即興アイデアで

盛りつけも手を抜いていません!

 

その他「ビーフンカリカリ」や

「シュワシュワデザート」など

ちびっこらしい

なんともかわいらしいメニュー名がついた

計9品のメニューが出来上がりました。

部員の方々からは、

こんなに豪華なメニューになるなんて!

と驚きの声が上がり、

缶詰をソース感覚で使うという

アイデアが参考になった、

缶詰を使ったレシピに興味があったので、

いろいろなアレンジの勉強になった

等の感想をいただきました。

 

 

フードロスにならないように

ただ食べるのでなく、

「楽しく、おいしくいただく」

ということもニッスイ缶切り部のテーマです。

おかげさまで今回の缶切り部も、

部員の皆さんの笑顔と

笑い声の溢れる楽しくて

おいしい部活動となりました。

 

 

今回できあがった料理

〇さばオイル漬け(缶詰)×トック×トマト缶×コチュジャン×味噌×タケノコ 「春の宴 韓国風」

〇帆立貝柱水煮(缶詰)×チキンガパオ缶×お米 「ほたてのおだしたっぷりアジア風おかゆ」

〇赤貝味付(缶詰)×ビーフン×春巻きの皮 「ビーフンカリカリ」

〇赤貝味付(缶詰)×トック×カレー 「トックのモチモチカレーだんご赤貝入り」

〇焼さけあらほぐし(瓶詰)×大根×昆布だし×卵 「なんだこれ?大根と鮭のふわっふわスープ」

ほか

 

参加いただいた部員の皆さん、

ありがとうございました!

 


ニッスイ缶切り部は、現在部員募集中!

これからも缶詰の可能性を探りながら、
フードロスの問題に取り組む
部活動をつづけて参ります。
次回の開催日はまた決まり次第、
ご連絡させていただきますね。

みなさまの参加をおまちしています!

 

「ニッスイの缶切り部」への感想は、
お問い合わせ内容に「缶切り部へ」と書いて
CONTACT」から送ってくたさい。

(フードサルベージ)

 

2018.3.20