昨年6月に活動をはじめた

「ニッスイ缶切り部」。

おかげさまで発足1周年となりました。

 

4回目の開催となった今回も、

たくさんの部員の方にお集まりいただき、

笑顔とおいしいがあふれる

楽しい部活となりました。

 

 

缶切り部こころえ

この日は1周年を記念して、

缶切り部を楽しむための

「缶切り部・こころえ」

が部員のみなさんに配られました。

 

 

ニッスイ缶切り部について、
くわしくはこちらをご覧ください。

 

ふだんはニッスイのCSR部で働く

缶切り部の加藤部長。

 

 

缶切り部は部活なので、参加者は

自動的に部員となります!というわけで、

「部員こころえ」についてのお話しからスタート。

 

「たのしく」「失敗してもおちこまない」

「いつもと違うレシピをおもしろがる」

 

が缶切り部のモットーです。

 

 

今回集まった食材

 

今回は、「サルベージ・パーティ」の常連、

乾麺類や、乾物類が多く集まりました。

調味料やオイルも、お土産でいただいたりして

よく持て余してしまう食材のひとつですね。

 

皆さんに作ってもらう料理の

ヒントを考え中の、サルベージシェフ高田さん。

食材に集中していて、とっても

話しかけづらいオーラ全開(笑)

 

 

集まる食材が毎回違う

缶切り部には、レシピがありません。

集まった食材に想像力を膨らませて、

食材同士をつなぐ役割に、缶詰を使います。

 

 

缶詰のことを知ろう

料理をする前に、

缶詰のことを学ぶワークショップでは、

ニッスイ常温食品事業部の尾崎さんに

いろいろ教わりました。

 

 

缶詰の形はなぜいろいろな形があるの?

ラベルの読みかたは?

 

普段気にしたことのなかったマニアックなお話に

部員の皆さんも興味深々。

 

食べくらべしてみると、

同じさば缶にも、水煮、オイル漬け、減塩

など、いろいろ種類があり、

なるほど、味も全然違います。

 

また缶詰のフタも、進化していました。

ニッスイオリジナルの「スルッとふた」は、

 

・シールをはがす感覚で、

こどもでもシニアでも開けられる

・開け口で手をきらない

・リサイクルできる

 

など、人にも環境にもやさしい

ユニバーサルデザインになっている

というお話しに関心が集まりました。

 

 

 

そしていよいよ料理開始!

高田シェフからのお題を元に、

チームごとに手順を考え、

力を合わせて作っていきます。

 


 

料理をしていると、

缶汁は調味料に、

油漬けの油は炒めものに使えたり、

水産缶詰はすてるところがない食材

ということにあらためて気づきます。

 

 

 

今回完成した料理

・スルッとふたSABA さば水煮(缶詰)

「ソーメンオムレツさばとスイートコーンの浅草のせ」

 

・スルッとふた さば水煮 減塩30%(缶詰)

「さば缶とベビーコーンのみそトマトパスタ

〜サクサクひげ根チーズのせ」

 

・デンマーク産さばオイル漬け(缶詰)

「国際結婚焼きそば」

 

・EPA+DHA配合いわし生姜煮

「ソーミンチャンプルーいわし生姜煮浅草風」

 

・帆立貝柱水煮(缶詰)

「チキンラーメンもびっくりから揚げ」

「しんこきゅう大根もち」

 

・赤貝味付(缶詰)

「赤貝ときゅうりのベジシート巻」

「パプリカキラキラカレー」

 

缶切り部から、新しい浅草名物誕生!?

メニュー名に「浅草」がでてくるのは、

会場が浅草だったからなのですが、

とってもおいしそうに出来上がりました。

 

 

「国際結婚焼きそば」は、

タイのインスタント麺と和の切干大根を

さば缶と一緒に炒めて焼きそばにした

さば缶がキューピッドでひとつになった料理。

 

 

「しんこきゅう大根もち」は、

大根もちがフライパンでふくらんで

深呼吸しているようにみえたという

ちびっこがつけたメニュー名。

 

こどもと一緒に料理すると、

こどもって、こういう目線で料理しているんだなってこと、

思い出させてくれることがあります。

いろいろな世代が一緒に協力し合って料理する

のも缶切り部の楽しさのひとつです。

 

 

最後に高田シェフの総評タイム。

自分の出したお題が、

イメージ通りに、またはいい意味で裏切って、

こんな風に楽しい料理になるのをみるのが、

サルベージシェフをやっている喜びだと

仰っていました。

 

高田シェフの頭の中に詰まっている

たくさんのアイデアが、缶詰を通して、

フードロスを減らすヒントとなります。

 

 

缶切り部のこころえ。

「たのしく」「失敗してもおちこまない」

「いつもと違うレシピをおもしろがる」

フードロスに取り組む活動に当てはめて、

できることから一緒に始めてみませんか?

 


ニッスイ缶切り部は、現在部員募集中!

これからも缶詰の可能性を探りながら、
フードロスの問題に取り組む
部活動をつづけて参ります。
次回の開催日は2019年11月30日(土)に、
初の大阪開催を企画しています。
ご案内できる準備ができましたら
こちらのサイトでご紹介させていただきます。

 

「ニッスイの缶切り部」への感想は、
お問い合わせ内容に「缶切り部へ」と書いて
CONTACT」から送ってくたさい。

(フードサルベージ)

 

2019-06-26