「フードロスの学校」とは
「株式会社ホンショク」と「流域共創研究所だんどり」が
企画運営するフードロスの学校は、
「食への向き合い方」の道具を手に入れる場です。
フードロスの知識だけを詰めこむことはしません。
その場にいる人たちみんなで、フードロスを学びましょう!
くわしくは「フードロスの学校とは」をご覧ください。
「フードロス基本講座2019」 について
第1回〜第5回の講義は終了しています。
こちらを受講していない方でも、
第6回の講義を受講いただけます。
「フードロスの学校」の最初の講座では、
「フードロスの基本」を学びます。
まずは、いま食の世界で起きていることを
フードロスを切り口に眺めてみましょう。
食の世界に起きていることを自分ごととして吸収し、
過ごす日常や仕事の中で活かすことができる。
そういったことを考えられるための栄養素を
ぜひたのしく学びながら手に入れてください。
フードロスという社会課題の
「何がいけないのか」を説明できる人は
あまり多くないのかもしれません。
じぶんで買った人参を、捨てるか捨てないかは
じぶんの自由とは考えられませんか。
お腹いっぱいになっても
目の前に食べ物が余っていたとき、
それを無理やり食べることは良いことなのか。
フードロスを改善するために
消費者としての行動に正解はあるのでしょうか。
正解がないとしたら必要なのは
各自の「食に対する価値観」ではないでしょうか。
あるいは、これからの社会に必要な
環境資本主義という考え方とは?
フードロスは、私たちにとって身近な
食に関する問題であることから、
SDGsの提唱する問題のなかでも受け入れやすく、
これを入り口に地球環境を
ひろく観ることができる可能性があります。
ひとりひとりが「自前のフードロス論」を持つことは、
「フードロスの学校」の目指すところであります。
「フードロス基本講座2019」で登壇する
さまざまな専門家の話を聞いて、考えて、
「フードロス」との距離を縮めてみてください。
「フードロス基本講座2019」 概要
開講期間
2019年6月~2019年11月 各講座の詳しい日程は、この後の「講座の内容」をご覧ください。
場所
講座回数
各回120分 × 全6回
時間
13:00~15:00 小休憩あり
受講コース
「1講座コース」と「全6講座コース」があります。
講座を1講座ごとに選択したい方は「1講座コース」をお選びください。
学生の方は「学生割引」をぜひご利用ください。
※学割対象:現役の大学生や専門学生、高校生以下の方となります。
全6回コース 16,800円(税込)
1単科ごと 3,500円(税込) 他の回を受講していない方でも、受講可能です。
生徒数
各回60名 先着順
講師(敬称略、50音順)
網野禎昭(法政大学デザイン工学部 教授)
金藤正直(法政大学人間環境学部 教授)
上岡美保(東京農業大学国際食料情報学部 教授)
川越一磨(株式会社コークッキング 代表取締役CEO)
宮林茂幸(東京農業大学地域環境科学部 教授)
全6回の共通テーマ
フードロスが抱える問題を俯瞰する
「自前のフードロス論」を持つための、教養を身につける準備をはじめる
講座の内容
第1回/2019年6月16日(日)
「フードロスを俯瞰する」
- 講師:上岡美保(東京農業大学国際食料情報学部 教授)
知っているようで知らない「フードロス」のこと。
これから始まるフードロスの学校基礎講座1日目は、
国内の廃棄事情から、私たちのもとへ食べ物がどうやって届くのかなど
食のサプライやそこから生まれるフードロスの問題を取りあげます。
まずは、いま食の世界で起きていることを俯瞰的に眺めてみましょう。(学べるポイント!)
・社会や暮らしの変化とフードロス
・家族とライフスタイルの変化とフードロス
・食べ物に関する情報とフードロス第1回の講座は終了しました。
第2回/2019年7月28日(日)
「自治体、事業者、消費者のためのフードロスマネジメント」
講師:金藤正直 (法政大学人間環境学部 教授)
フードロスを削減するためには、自治体、事業者、消費者が連携し、
戦略的に取り組んでいくことが必要となります。そこで、フードロス削減に向
けて、自治体、事業者、消費者が、現在どのような取組みを行っているのか、
また、それぞれが連携し、戦略的に取り組んでいくためには、どのような
アプローチが有効的なのかを経営学の視点から明らかにしていきます。
(学べるポイント!)
・自治体、事業者、消費者のフードロスへの取組状況
・フードロス削減のために自治体、事業者、消費者が連携することの意義
・フードロス削減に向けた戦略的マネジメントの方法論
第2回の講座は終了しました。
第3回/2019年9月7日(土)
「木材やエネルギーから循環とは何かを考える」
講師:網野禎昭 (法政大学工学部 教授)
フードロスとは一見関係なさそうな「建築」の世界にもサステナブルな視点はあり、
それを紐解くと食の世界にも転用できるヒントがあります。
フードロスの学校のテーマでもある「自前のフードロス論」を持つために、
さまざまな分野を覗いてみて自分のスタンスをもつ教養を身につけましょう。
(学べるポイント!)
・ヨーロッパの文化、暮らしから私達の暮らしを考える
・ヨーロッパ木造建築における資源の活用
・資源循環の視点と活用の方法
第3回の講座は終了しました。
第4回/2019年10月5日(土)
「日本人の暮らしとフードロス」
講師:宮林茂幸(東京農業大学地域環境科学部 教授)
源流域、里山地域には、今でも自然の中で生き抜く知恵や技が数多く残ってい
ます。それらの文化の中にある、食材やエネルギーを生かす知恵についての
お話を伺い、フードロスの解決のヒントを皆様と考えます。
(学べるポイント!)
・奥山、里山など日本の山間部の文化と暮らし
・日本の循環型のライフスタイル
・これからの日本が継承していくべきもの
第4回講座のお申込受付は終了しました。
第5回/2019年10月27日(日)
「ビジネスと幸福とフードロス」
講師:川越一磨 (株式会社コークッキング 代表取締役CEO)
わたしたちは日常の中のあらゆる場面で「選択」をしています。
いま問題なのは食に関する選択肢が広すぎること、そう語るのは、
フードシェアリングサービス「TABETE」を手がけるコークッキング代表
取締役CEOの川越一磨さん。さまざまな食の現場を経験してきた川越さんと、
生活者の食に対する課題の本質を読み解きます。
これからの食ビジネスで必要な考え方と、人の幸福観まで話を広げる講座です。
第5回講座のお申込受付は終了しました。
第6回/2019年11月23日(日)
「自前のフードロス論を持つために」
講師:平井巧(株式会社honshoku 代表)
フードロスの学校長である平井とみなさんでいっしょに、
ここまでの「フードロス基本講座」を振り返るとともに、
フードロスに対するこれから持つべき視点や考え方に迫ります。
そして当日のゲストが決定しました!
「株式会社 良品計画」の佐藤一成さんをお呼びし、
社会問題、環境問題にたいしての活動内容や
その姿勢について聴いてみたいと思います。
取り組むための視点、考え方をみなさんにみつけてもらうことがねらいです。
佐藤一成
株式会社良品計画
ソーシャルグッド事業部
ローカルグッド担当
地域の活性化と社会課題の解決、空間と場の
再構築を通じて新たな生活価値を事業化する部門。
主に団地や豊島区の中小公園の活用を担当。
1987年神奈川生まれ。2009年3月神奈川大学建築学科卒業
2009年株式会社良品計画入社、山梨県富士吉田の店舗で店長を務めたのち2015年退職し富士吉田へ移住。
レストラン調理・店舗運営の経験を経て、2018年4月~現職。
「[フードロス基本講座2019]講師紹介」もご覧ください。
お申込みについて
「フードロス基本講座2019」は、下記日程で募集を行います。
定員に達し次第、募集期間中でもお申込み終了となります。
お申込みの前には、日程、概要、受講規約をご確認ください。
全6講座コースの応募日程
2019年5月16日(木)10:00~各講座開講日の前日お昼12:00まで
1講座コースの応募日程
2019年5月16日(木)10:00〜各講座開講日の前日お昼12:00まで
お申込方法
下記のエントリーフォームにて、
必要事項を記入のうえお申込みください。
お支払方法
指定口座への銀行振込となります。
お申込みいただいた方へ、振込方法の詳細をメールにてご案内します。
問い合わせ先
「フードロスの学校」に関してご質問は、下記までメールください。
上記アドレスからご返信します。受信できるよう設定ください。
企画・運営
株式会社honshoku/合同会社流域共創研究所だんどり
協力
株式会社ビスポーク
東京農業大学多摩川源流大学プロジェクト
*多摩川源流大学プロジェクトは、東京農業大学と山梨県小菅村が共同で行う人材育成プログラムです。
2019-05-16